WEB漫画「コロナで入院したら?・患者さんに寄り添うコロナ病棟の看護師たち」−④

5話
「患者さんに寄り添うコロナ病棟の看護師たち」−④



コロナ患者さんが
入院している部屋がある
「レッドゾーン」での仕事は
肉体的にとても厳しく

そして
少しでも気がゆるむと
医療者自身が感染するリスクがある
仕事でもある。
だから…

そんな事情があり

そんな看護師たちの生活。
コロナ以前と比べて
何か変わったことがある?

第1波で
誰にも先のことが見えないまま
重症患者が増えてきた
ある日のこと

その日から
一般病棟の1フロアを
コロナ病棟に変えるための準備が
急ピッチで始まり

そしてこの間、
病院を辞めていく
看護師や医師も
何人か見送った。

残った看護師や
医師たちは…

わけあって
家族と隔離生活ができない
看護師たちは…

このように
コロナ病棟で働く医療者たちは
仕事中も絶えず注意を注ぎ

通勤中や
プライベートの時間でも
最新の注意を払っていて

特に第1波の時は
24時間、常に
緊張状態だった。


それは
「自分が感染して苦しみたくない」という
思いではなく、

…という思いだった。

5話–④ おわり


4回目の今回は
3回目に続き
コロナ病棟の看護師さん達の仕事について
私たち一般の市民が
あまり知らないことを描きました。

4話の
「あの時、病院はどうなっていた?」から
引き続き、
私がこの2本の漫画で
最も伝えたいテーマは
「医療者だって生活者で
当事者だ」ということ。
それを感じてもらえるたら嬉しいです。


次回は
看護師さん達の
悩みについて。
当事者に直接聞いて初めて
知ることの多さを
改めて感じつつ描きました。


次回は金曜日の公開です。