WEB漫画「みんなで底上げプロジェクト」第1話–①

第1話
「第1波で起こったこと
世の中からなくなったもの」–①


取材漫画家・井上は
阪神淡路、東日本大震災、熊本地震、
西日本豪雨災害など
今までいくつかの災害を
経験したり、取材したりしてきましたが

中には今まで
売り切れたことがなかった物まで
店からなくなり

身動きがとれない生活の中
みんなが生活用品を求めて
奔走した数ヶ月間。

今後再び
緊急事態になった時

日本でコロナ感染症のニュースが
初めて報道されたのは
2019年12月31日のことでした。
(共同通信・時事通信)

その後
1ヶ月の間に
中国の感染者は急増し

その間
日本では1月15日に
国内初の感染者を確認。

その頃から何となく
マスク不足が始まり・・・

2月後半になると

どうやら
紙製品の売り切れは
SNSの噂話が原因で

すぐに
デマだとわかりましたが

それでも
トイレットペーパーや
ティッシュペーパーを
買い求める人の行列が
連日できていました。

トイレットペーパーは
ほとんどが国産のため
その後1ヶ月くらいで
不足が解消してきたものの

マスクは
中国などからの
輸入に頼っていたこともあり
品薄の状態が続いて
あっという間に
販売価格が高騰。

そうなると
人間の感覚は
次第にマヒしていくのが
不思議でした。

マスク不足を皮切りに
その他の衛生用品も
次々と売切れが続出し始め

アルコールの欠品は
家庭だけにとどまらず

容器といえば
こんなものも
消えていきました。

そして
アルコール不足は
3ヶ月くらいで
徐々に解消されてきたものの

今度は
別な問題が出てきました・・・。


次に欠品して
入手が難しくなった
衛生用品は

みんなの底上げプロジェクト
第1話
「第1波で起こったことと
世の中からなくなったもの」
①回目おわり


バトンリレー形式の
「ウイルス共存生活みんなで底上げプロジェクト」
漫画の第1話は
コロナ禍に起こったことと
欠品したものを振り返ってみました。
(1回目なのでちょっと長めです)


この第1話は
今後、3回に分けて
公開をする予定です。
つまり、欠品したものが
まだまだあるということ。
今回は本当にいろんなものが
世の中から消えていきましたよね〜。


そしてこの1話目のエピソードは
SNSで
「欠品して困ったものを教えてください」という
井上の投げかけに答えてくれた、
多くの方々の声をまとめました。
(ご協力下さった方々、ありがとうございました!)


こうやって複数の生活者の声に触れると
当時は目の前の課題をこなすばかりで
余裕がなく、把握しきれなかった全容が
見えてくる気がします。


尚、今後この漫画は
・乳幼児の家庭
・小学生の家庭
・医療者
・在宅ワーク体験

・・・などの声を形にしていきます。


「みんなで底上げプロジェクト」
漫画・第1話は毎日公開の予定。
第1話–②回目は明日公開です。
ぜひご覧くださいね。


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