WEB漫画みんなで底上げプロジェクト/2話「2ヶ月間の緊急事態と乳幼児のママ」−②

第2話
「2ヶ月間の緊急事態と
乳幼児のママ」

緊急事態宣言発令中の2ヶ月間
保育園も子育てシェアサービスも
休業になり
何の準備もないまま突然
24時間ママ業&社長業の谷底に
放り込まれた
0歳と3歳の2児のママ・宇井さん。


そんな事態になっても
宇井さんも
周りの関係者も

何としてでも獲得したかった
開発補助金のための
分厚〜い申請書類を
会社のみんなと
徹夜して必死に作成し

・・・・ということも
あった。


その日は
かわいそうに思った夫が
慰労会をしてくれた・・・。

今、当時を振り返って
考えてみると

その後
何とかして
仕事時間を確保しようと
睡眠時間はどんどん削られていったが

やはり乳幼児には
仕事時間確保もへったくれも
なかったのである。


この3ヶ月間の
ワークライフバランスを
例えるなら・・・・・・

なので
貴重な睡眠中も

夢の中でも仕事をしていて


起きて仕事をしている間は
こんな感覚になっていた。

そんな様子に
心配した夫の両親が
こんな提案をしてくれたが

それを複数の
ママ友に話すと

普段は気楽な話を
することが多かったママ友達が
このパンデミックを
重く受け止めていることを
改めて知った。

覚悟を決めて
自宅で社長業とママ業の
同時進行生活を続行したものの


会議をしていても

書類を作成しても

あるオンライン会議では

・・・・ということも
あった。


あまりかまってやれなかった
子ども達は
子ども向け配信動画が
子守りになっていて

3歳の子は
時々こんなことを
言っていた。

そんな3ヶ月間で
意外だったのは保育園休園中の
子ども達の身体の成長だった。

考えられる原因は

休園中の3ヶ月間を通し
改めて
保育園の有り難みを
感じたのだった。

第2話−② おわり


「オンオフのスイッチを
24時間ずっと半押し」
という言葉に
私は過去一番大変だった頃の
自分の生活を思い出して
泣けてきてしまいました。
夫が単身赴任中で0歳と幼児を抱え
徹夜しつつ連載をこなしていた
あの頃の私に
こんなパンデミックが起きていたら・・・。
今回、小さなお子さんを抱えながら
緊急事態を乗りこえてきた方々は
本当に大変だったと思います。


だけど
こんな非常事態でも
「いつも通り仕事しなきゃ」
「いつも通り育児しなきゃ」

頑張ってしまうわたしたち・・・・
どうしてなのでしょうか?
その辺りに
これからのパンデミックや大規模災害を
私たちが自分を見失わずに
乗りこえるヒントが
隠されているように思います。
皆さんはどう考えられたでしょう?


次回は2話の最終回。
乳幼児のママにして社長である宇井さんが
この2ヶ月間に発見し、得たこと、
今後への思いを漫画でお伝えします。


7月7日(火)公開予定をお楽しみに。


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