WEB漫画みんなで底上げプロジェクト/4話「あの時、病院はどうなっていた?」−⑥最終回

第4話−⑥


では
緊急事態宣言が解除された直後の
第1波と
第2波の短い期間、
病院の外来はどうなったか?
・・・というと

「新しい診察様式」
取り入れたものの

フェイスシールドやマスクを
付けているので
お互いに聞き取りにくく

うっかりすると
「元の診察様式」
戻ってしまう人が続出したり

一部の人に
不思議な判断基準が
存在しているうえに


外出自粛の反動なのか
しばらくは
ほとんどの患者さんが
爆裂トークを繰り広げていた。

第一波の時は
みんな少しずつ
心の傷を負っていて
それを癒していたのかもしれない。

そんな第1波で
今まで未体験だった、様々なことが起こった
この3〜4ヶ月を振り返って
まず思うことは

しかし今は
やるべきことが
わかってきたという
確信がある。

第1波と第2波の狭間にある現在、
医療者が
第2波、第3波に向けて
市民に伝えたいことは・・・?

第1波では
不足していたマスクや
防護具などを
医療者自身が作っていた病院が
多かったが
改めてそれをどう思うか・・・?

そして医師として
願うことは・・・?

第4話 おわり



この漫画を描いている間は
まさかこんなに早く
第2波が到来するとは思ってもいませんでした。


描き終えて
公開する短い期間に
全国的に陽性者数が急増し
「現場はまだ逼迫していない」と報告されている
医療現場にも
日々、変化が訪れているようです。


そこで急遽
医師に現状をお聞きし
追加編の漫画を制作しています。
今週中には公開したいと思っていますので
よかったらそちらもご覧ください。


暑い日が続いていますが
皆さんどうぞ
感染予防と熱中症にお気をつけてくださいね。