医療者を支えるということ。

昨日、イラストを担当した、
「布マスクは効果があるのか?
マスクの目的を考える」
という記事が
noteに公開されました。


北里大学・医療衛生学部公衆衛生学研究室の
伊与亨さんに
日本トイレ研究所の加藤代表が
インタビューしてまとめたもので、
私もその中に混ざってやりとりさせて頂きながら
記事にイラストを描かせてもらいました。


マスクが不足するようになってから
布マスクを手作りされる方が
多くいらっしゃいますが
単純に考えると
コロナウイルスの粒子より
ガーゼ繊維の密度の方が大きいため
布マスクでは、
外部からのウイルス侵入を防げないのは
事実です。


なので私は布マスク使用には
「ちょっと待って」と懐疑的だったのですが
先日、ある医師とオンライン通話した中で
「現場では支給されるマスクが
1週間に1枚だけ」と聞き、
医療崩壊ギリギリの現在、
今あるマスクは
絶対に「感染できない人」に
回すべきではないかと思い
この記事を書くお手伝いをさせてもらいました。

絶対に「感染できない人」というのは
・医療従事者
・妊婦さん
・疾病がある人
・・・などです。


布マスクは
外からの感染を防ぐというよりも
「自分の飛沫を外に出さない」
つまり「人を感染させない」ためのもの。
くしゃみや咳などで出るウイルスは
粒子の周りに水分がついて
大きくなるため
布マスクから外に出にくくなります。
だから例えば
布マスクであっても
飛沫飛散だけを考えると
みんながマスクをしたら
みんなのツバが飛ばない

外の世界にウイルスが減る
・・・となります。


理想論であることはわかっているし、
「眼や手からも感染する」ということは
わかっています。
でも、医療者を守らなければならない今、
私たちが出来ることは
こんなシンプルなことなのではないかと
思うのです。

自分の身を守ることと
自分たちの命を守る医療者を支えること。


それは今、
どちらも同じレベルで
大切にすべきことだと
私は考えています。


「みんなで一緒に」という言葉は
私はあまり好きではなかったけれど
今はみんなが共に
できることをする時。
こんな大きすぎる問題だけど
終わりは必ずきます。

一緒に乗り越えていきましょう・・・!

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