「そう言えば漫画家って
究極の在宅ワーカーよね」と言われ
そういえばそうだな〜と思いました。
うっかりすると缶詰になって
「家族以外の誰とも
会話していない!」という日が
1週間続くことはザラだったし・・・。
そんなわけで
25年以上の間
在宅ワークをしていた私の
作戦をいくつか書き出してみました(笑)
一般の職種ではない漫画家だし
母親としてはヘナチョコなので
参考になるかどうかわかりませんが
今、お子さんを抱えながら
在宅ワークしている方々に
何か一つでもヒントになるものがあれば
嬉しいです。
書き忘れたけれど、
もう一つ作戦がありました。
それは「制服を決める」ということ。
昔、山田詠美さんが
ご自身のエッセイの中で
「執筆の仕事をする時は
決まったジャケットを着る」
(ハンテンだったかも?)
・・・と書いていらして
これはいい!と取り入れたのが
「制服」作戦です。
彼女はそれを「ライダージャケット」に因み
「ライタージャケット」と呼んでいたそう(微笑)
私の場合は特定のカーディガンだったり
ロングワンピだったり
シャツだったり・・・。
それに着替えることで
「よし!ここから私は仕事人だ!」と
仕事スイッチがオンになります。
娘達も私が「制服」を着ている間は
「あ、仕事中なのね」と察知して
そっとしておいてくれました(笑)
もちろんどうーーーしても
仕事が捗らない時は
カフェに駆け込んだり、
一時的に仕事場を借りて
出勤するなど
緊急対策をすることもありました。
そういう「逃げ場」が無い今の状況は
在宅ワーカーにとっては
とても辛い状況ですよね・・・。
こうして改めて振り返ってみると
決して完璧ではなかったけれど
我ながら「よくやってたなあ・・・」と
感じます。
今、同じことをやれと言われても
とてもできない・・・。
それは年齢的なことも大きいのかもしれません。
だから
今、在宅ワークに切り替えて
奮闘している方々、みなさんに
「あなたはすごい!」と言いたいです。
何もお手伝いできないけど・・・
勝手にエールを送り続けます。
どうぞ毎日数分間でも
自分に戻る時間を作って乗り切ってくださいね。
くれぐれも身体に気をつけて・・・。
それが在宅ワーカーOBの願いです。