コロナ関連のイラスト解説・様々な場で使って頂きました。

コロナ問題が勃発してから
「こんなことが知りたかった」
「こんなことを気をつけたい」と
私自身が市民目線で感じることを
イラストにしてお伝えしてきました。
そのうちの1枚が
中国語に翻訳され、
台湾の医療系団体のサイトにて
公開されることになりました。


中国語に翻訳して
中国語版を制作して下さったのは
台湾在住の日本人の方と
現地スタッフの方。
元の私の書き文字と
トーンを合わせて下さっていて
細やかなご配慮に感激しました。


「感染爆発していない台湾でも
SARSの経験からコロナへの警戒心が強い。
子どものメンタルの問題は
こちらでも起こりうる」と
おっしゃっていて
なるほど・・・と頷きました。

その他にも
いくつか描いた私のイラスト解説は
多くの方々がシェアして下さり、
その後、保育園、広報誌、児童館、店舗、
様々な場で使って頂いたようです。
写真は仙台市内の文房具屋さん。
お店の入口と正面の窓に
掲示してくれていました。
「大切なことだから、ここを通る人に
見てもらいたくてね」という
店主の言葉が嬉しかったです。


こんな風に
漫画やイラストで情報発信を始めたのは
東日本大震災の直後。
その1年前から
取材をしてノンフィクション漫画を描く
取材漫画家に転向した私は
当時、我が家も軽度な被災をしたものの
いてもたってもいられず、
「自分にできることを」と
簡単なサイトを作りあげ、
仙台から情報発信を始めました。


あの頃は必死だったなあ・・・と。
今より9歳若かったので
気力体力もあったんですね(笑)


その後、
大きな災害が起こるたびに
「自分ができることを」という気持ちで
その時の自分の状況と
社会とのバランスを保ちながら
自分なりの手法で情報発信をしてきました。
もちろん一人の市民である私ができる範囲の
情報発信なので微力です。
それでも
「私が描いたものを見て
『役立った』と思ってもらえる人が
一人でもいたらいい」という願いは
今も変わりません。


震災後、そんな風に活動を続けていると
「メシのタネが降ってきて喜んでいる」
「文化人気取り」と
心無い中傷を浴びせられたこともあり、
当時はそれなりに落ち込みましたが
事実とはまったく異なるので
今は気にしていません。


先日のブログにも書きましたが
私は自分のイラストや漫画は
「知るためのきっかけ」になってくれることを
目的に制作し、公開しています。
イラストや漫画は情報伝達ツールとしては
1ページあたりの情報量が
とても少ないので
それだけで全てを知ることはできません。
見てくれた人が関心を持ってくれて
「もう少し知りたい」
「調べてみよう」という気持ちになってくれることが
私の最終的な目標です。


だから私がやっていることは
とてもとても小さなことだと思っています。
それでもお役に立てたら・・・
一人にでも私の思いが届いたら・・・
本当に嬉しいです。



<イラスト使用許可のご連絡をくださった方へ>

ブログの「お問い合わせ」フォームから
「イラストを使ってもいいですか?」と
ご連絡を頂いた方にはすべての方に
メールにてお返事を申し上げておりますが
一部で着信拒否により
メールがお届けできない方がいらっしゃいます。
恐れ入りますが、着信可能にして頂いてから
お問い合わせ下さいますと助かります。

尚、コロナ関連のイラスト解説は
個人発信のものですので
ご自由に使って頂いて結構です。
(コロナ関連以外のWEB漫画の
二次活用、プリントアウトは
ご遠慮くださいますようお願い致します)



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