取材もオンラインで。

昨日は久しぶりの取材(する方)でした。
この状況のため
当然のようにオンライン取材でしたが
先方がオンライン通話に慣れた人だったので
資料のやり取りも
お話もスムーズに聞くことができて
とても助かりました。


今年は震災10年をまとめる漫画作品を
制作する予定を立ていて
昨年から色々と動いていましたが、
こんな事態になり
3月から休止したままでした。
4月下旬くらいから
「そろそろ本来の制作に戻らなきゃ」と
思いつつも、頭の切り替えができず
モヤモヤが続いていたこの頃。


それなら、コロナ禍の仙台沿岸部を
描いてみようと思い、
海辺の図書館・館長に
外出自粛中にも人出が多かった海の様子を
聴いてみました。
外出自粛中に
海やパチンコ店などへ出かける人々のことが
問題になっていましたが、
規模は違うものの、
仙台の沿岸部でも同じ状況でした。
「なぜ自粛できない人がいるのか?」についても
調べてみたり。
それらをまとめて
お伝えできたらと思っています。


しかし、する方の取材って
やっぱりいいですね・・・!
本来の自分がやるべきことをやる。
それが出来たときの
達成感、安心感ってすごいな、と
改めて実感しました。
だから休業要請を受け、
やるべき仕事ができない多くの方々の
お気持ちは察して余り有るものがあります。
私の周りにも
必死に耐えている人が何人もいます。


私はこのコロナ問題を
「災害」という観点で考えているので
いつも引き合いに出してしまいますが・・・
東日本大震災の直後、東北では
「動ける人から動こう!」が
合言葉のようになっていました。
コロナ禍では「動く」の定義が
文字通りの意味ではなくなりますが
それでも「稼働できる人」が
身動きがとれない人を
引っ張っていくという意識は
震災後と同じく必要だと思うのです。


どんな仕事でも
どんな役目でもいい。
できる人からできることをやっていく。
それはきっと
今後訪れるであろう
どの災害にも
共通することなのでしょうね。





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