またやってしまいました。
突発性難聴。
実は1年前から突然耳鳴りが始まり、
それ以来、「キーン」と鳴らない日はなく
もはや「キーン」が風の音と感じるほど
慢性化していたのですが・・・
「突発性難聴」と診断されたのは
今年1月に続き、2回目。
一旦は回復傾向にあったものの
11月に入ってから再び悪化し、
現在は水泳の後、
耳に水が入った時のような
耳が塞がった感覚でボワンボワンしています。
頭を軽く叩いてもボワンボワン、
食事中に食べ物を噛むたびに
ボウンボウンと頭蓋骨に響いていて
ちょっとばかり鬱陶しいです。
前回は耳鼻科で治療してもらったのですが、
10種類くらいの大量の薬を飲み干しても
残念ながら効果を感じなかったため、
(飲みきるだけでも大変でした・・・)
今回はかかりつけの漢方薬剤師さんに
処方をお願いしました。
1時間くらいかけて
問診と舌診をしてくれて
朝晩の煎薬を処方してくれました。
私が春先のアレルギー対策で
ほぼ毎年お世話になっている、
この漢方薬剤師さんによると
「漢方薬をコーヒーに例えると
市販されている粉末や粒状の漢方薬は
インスタントコーヒーで
煎薬はドリップコーヒー」とのこと。
・・・ということは
問診と脈、舌診によって
色々な薬を混ぜて処方されるこの漢方煎薬は
オリジナルブレンドの
ドリップコーヒーってところでしょうか?
処方してもらった薬の中身は
こんな感じ。
これを320ccから120ccまで煮詰めます。
部屋中に漢方薬の香りが充満します。
そんなに嫌な匂いではなく、
スパイス入りのお菓子を焼いている香りみたい♪
「良薬口に苦し」という言葉があるせいか
漢方薬には飲みにくいイメージがありますが
私が今まで処方してもらった煎薬は
どれも甘く感じました。
かかりつけの薬剤師さんからも
「漢方は『美味しい』と感じなければ
身体に合っていない証拠なので、
飲みにくい場合は他の処方をしますから
教えてください」と毎回言われます。
これで10日分。
朝用の薬はちょっと酸っぱく、
夜用の薬はシナモン入りの
甘いコーヒーみたいな味です。
お薬代、高そう!・・・に見えますが
実は市販の漢方薬よりお安いです。
この煎薬を中心に
一昨日から治療開始!
これで今度こそ
改善すればいいなあ・・・。
突発性難聴を患っている人って、割と多いんですよね。
私の周りにもけっこういます。
その原因はストレス、自律神経の乱れ、気候など
色々と言われていますが
実は今のところ原因は確定されていないそうです。
私の場合、毎日吹いている篠笛の高い音が
耳に影響していることも
一因として考えられますが・・・
どうなのでしょう〜?
ストレスは今、そんなにないしなあ〜(笑)
とりあえず
今度こそちゃんと治すつもりで
今月予定していたカフェライブでの篠笛演奏も
慰問演奏も取りやめさせてもらいました。
しばらくは治療を優先した生活を送ります。
いやーそれにしても
色々と身体に出てくる年齢になりました!(笑)
まあ、これも生きているっていう証拠だし
あまり考え込まず、
一つ一つの経験を味わいながら
乗り越えていけたらいいですよね。
耳鳴り、突発性難聴でお困りの方、
一緒に改善に向けて頑張っていきましょう〜。