仙台の沿岸地域「荒浜」には
<丸い田んぼ>があります。
「荒浜のめぐみキッチン」という団体の
活動拠点である農地の一角に佇む、
四季や時間帯によって色んな表情を見せてくれる田んぼです。
丸い田んぼは日本各地にあり、
本来は神様にお供えするための
餅米を作る水田であることが多かったそうです。
荒浜の丸い田んぼは
地域の「めぐみ」を育み、収穫し、頂くためのもの。
被災して、何もなくなった荒浜だけど
それでも人々にめぐみを与えてくれる。
自然の偉大さ、
そしてその自然の力を信じ
どんな時も自然から何かを生み出そうとする、
私たち人間の根本的な力強さを
荒浜を訪れる度に感じます。
今年の春から
荒浜地域の取材を始めた私は、
「荒浜のことを知りたい」と
「荒浜のめぐみキッチン」が主催している、
丸い田んぼでの朝活に
「荒浜のめぐみキッチン」の朝活は
毎週土曜日が活動日。
そして集合時間は早朝5時半!(笑)
私の自宅からだと、バイクで40分くらいかかるので
身支度の時間をいれると
朝活の日は朝3:30起きです。
できたらいいね〜」と夢を膨らませている藍染班。
子ども達には良い体験になるでしょうね〜。
子ども達には良い体験になるでしょうね〜。
先週は子ども達が参加した丸い田んぼの稲植えでした。
(私は田植えの日は出張で不在でした。残念!)
農作業をしている間に
料理班長「めんちゃん」が
土鍋で朝ごはんを作ってくれます。
藍の植え替えをした日の朝ごはんは
オリジナルスパイスを調合した、ベジタリアンカレー。
もちろん食材は荒浜で採れた野菜です。
甘みと酸味が絶妙なバランスで混じり合っていて
美味でした〜。
農作業の後、
みんなでわいわいと語り合いながら
畑で頂く朝ごはんは格別!
荒浜の広々とした空の下で
荒浜で採れた「めぐみ」を 頂く。
人と自然って循環しているんだな〜と感じる一時です。
当初は取材の参考材料に・・・と
参加し始めた「荒浜めぐみキッチン」の朝活ですが、
何度か参加しているうちに
純粋に「田んぼに行きたい!」
「畑で朝ごはん、食べたい!」と思うようになってきて
今では個人的な興味関心で参加させてもらっています。
・・・そんな風に
ちょこちょこと遊びに行かせてもらっているうちに
ハッ!と気がつくと
今秋、丸い田んぼで開催される、
あるイベントのメンバーになっていたのですが・・・
長くなるので、