WEB漫画「コロナで入院したら?・患者さんに寄り添うコロナ病棟の看護師たち」−⑥最終回

5話
「患者さんに寄り添うコロナ病棟の看護師たち」—最終回



様々な困難を抱えながら
コロナ病棟に勤務する看護師たち。
それでも患者さんを目の前にすると
こんな気持ちになるそうだ。

コロナ病棟に入院している
患者さんたちの精神状態は
複雑で…

そんな看護師たちの思いが
伝わるのか、
退院するときに
こんな手紙を残していった
患者さんがいた。

そしてこんなことを
言い残していった
飲食店の女性オーナーもいた。

「医療者に感謝を」というフレーズが
第1波ではよく使われたが

コロナ病棟での仕事を通じて
看護師さんたちが
感じたことは?

実際に
毎日の感染予防策を徹底し
コロナ病棟で仕事してみると…

今後
一般の市民が
気をつけるべきことは?

もし感染して
入院することになったら?

「患者さんに寄り添うコロナ病棟の看護師たち」
おわり



この5話を公開すると
様々な方々から
「コロナ病棟の看護師さんの
大変さがよくわかった」
「現場の努力をみんなが知ることで
医療者への差別をなくしたい!」などの
コメントを頂きました。


そして
「なかなか表面化しない
現場のことを描いてくれてありがとう」という
医療者からの言葉も頂きました。
改めて考えてみると
当事者の状況が
大変であれば大変であるほど
現場の生の声は
上がってこないことが多い・・・。
それは医療現場だけでなく、
社会のあらゆる場で起こっていることです。


当事者の声を聞かなければ
彼らの気持ちを知ることができない。
「この問題、なんとかしなきゃ!」と
人を動かす原動力は
人の感情であると私は思うのです。


今回は過渡期が続く医療現場、
看護師さん達のお話ということで
制約があり、
描けないことが多い中で
取材させてもらった看護師さんたちの本音を
できる限り引き出し、
描かせていただきました。


第2波が到来し、
急激に患者さんが増えていく
緊迫感が高まる中での
取材となり
看護師さんたちには
大変ご面倒をおかけしました。
それでも「伝えてくださいね」と
背中を押して頂いて有り難かったです。
取材させてもらった二人の看護師さん、
そしてこの話を読まれて
共感してくださった医療者の方々、
最後まで読んでくださった皆さんに
心からお礼を申し上げます。


この後は
5話のバトンをコラムに渡し、
私は
6話目の漫画の準備に入ります。


6話目は「パパ達のコロナ生活」です。
次回公開をお楽しみに。