第4話−④
第1波の病院の中で
医師や看護師達が
コロナ対応に奔走していた、
その間
患者さん達は
どうしていたか?というと…
感染リスクを恐れて
診察を控える人が多く
それでも
どうしても診察が必要で
通院を継続していた
患者さんはいたが
その患者さん達も
診察が終わると…
外来だけではなく
入院患者さんやそのご家族にも
変化を余儀なくされた。
病院では
すべての入院患者さんの面会が
原則として禁止になり
それでも会いに来る
高齢のご家族がいた。
病院の入り口で
帰されていたおばあちゃん。
その姿を
松下医師は忘れられないと言う。
そして
入院中の患者さんの容態が
悪化し
看取りのために
面会を許されたご家族は
その頃
患者さんを看取ったご家族から
亡くなった後
必ず質問されたことがあった。
亡くなった患者さんは
病院からお見送りする時も…
4話−④ おわり
外来診察、面会
そして看取りに及ぶまで
すべてが「今まで通り」にいかなくなった
医療の現場。
「あの時、病院はどうなっていた?」は
あと2回続きます。
次の<その⑤>では
病院で働く医療者達の
アフターコロナ(第1波後)は?
医療者の仕事はどう変わった?
「医療従事者に感謝を」というフレーズを
現場ではどう受け止めていた?
・・・ということをお伝えします。
明日土曜日の公開予定です。
最後までぜひご覧くださいね。