「今、病院はどうなっている?」
第1波が落ち着いた後
予想より早く訪れてしまった第2波。
8月中旬現在、
病院はどうなっているのか?
今、医師は何を感じている?
再び
大阪の総合病院に勤務する
医師に聞いた。
その後
コロナ対応で
変わったことは?
今までのPCR検査は
その後の対応が
素早くとれるようになった。
↑(その後、「入院フォローアップセンター」が
調整して医療機関へ転院、入院治療を開始する)
院内PCR検査ができるのは
検査ができる技師と機械が
院内にある病院に限られるが
今後、
コロナ患者さんを
受け入れている病院では
松下医師の病院では
最近は
PCR検査をすると
その結果は残念ながら・・・
指定医療機関になっている
別の病院では・・・
・・・と
医療者は冷静に対応しているものの
病院では徐々に
緊迫感が増している。
それでも今も
患者さんの中には
認識が甘い人が
いたり
誰かの責任にしたい人も
いたりするが
第2波を迎えた今、
医師として
伝えたいことは?
追加編「今、病院はどうなっている?」
おわり
4話「あの時、病院はどうなっていた?」は
第1波の緊急事態宣言が解除された
6月に取材をさせてもらいました。
その頃は
「第2波は冬くらいに到来する」というのが
ほとんどの医療者の予測でした。
しかしすぐに訪れた第2波。
この短期間にも
医療現場ではめまぐるしい変化があり
6月に取材した内容は
すでに「古いもの」になってしまいました。
そこで追加取材をさせてもらい、
「追加編」の漫画を描きましたが
悩ましい状況ながら
医療現場も医療者の日々の努力によって
ステップアップしていることが
伝わってきました。
その一方で
現在のこの国は
病院や保健所職員の
現場のマンパワーによって
なんとか支えられているということも…。
漫画の松下医師の言葉にもある通り、
現場の人々のキャパを超えたら
どうなるのか?
それを支える外部の仕組みはあるのか?
第2波ではそこを解決して
社会をボトムアップしていかなくては
ならないのではないかと思いました。
(文字通り「底上げ」ですね)
皆さんは
どんなことを感じましたか?
次回5話は
「コロナ患者さんに寄り添う看護師たち」。
現在、病床確保が課題となっている
中等症の患者さんが
入院するとどんな日々を送るのか?など
万一のためのお役立ち情報としても
ご覧頂けるかと思います。
来週月曜日から公開する予定です。
こちらもお楽しみにしていて下さいね。