今の時代の「病院のかかり方」を小児科医に聞いてみました。

昨日の「みんなで底上げプロジェクト」
トークライブをまとめました。
*ライブ配信動画はこちらにアーカイブしています*

「今の時代の病院のかかり方」
–子どもの健診は?通院は?–

ゲスト:小児科医 加部一彦先生


①病院の現状は?


・若いコロナ患者さんを中心に急激に増えてきている。
・第1波ではコロナはこの世の中に
「派手な登場」をして恐怖感を先走らせたが
対処方法などわかってきたことが多く
医療現場では冷静に受け止められつつある。

②検診(健診)は行く?行かない?
(子ども、妊婦さん、病後の経過観察など)

・千葉県では3歳児の健診が一時的に
家庭内でできる書面方式になった。
(補足:受診券同封などのフォロー付き)
・健診は継続して受けることに意味があり、
それによって稀に病気などが見つかることも。
健診を受けるメリットの方が大きい。
(特に妊婦さん)

③病院に行く時、
小さな子どもにマスクをつけさせる?

・マスクはあくまで飛沫飛散を
防ぐものと考える。
・子どもは手指消毒、手洗いで対応をする。
・大人のマスクも
「必要な場面」「必要ではない場面」が
あっても良い。

③今まで通り通院してもいい?

・科によるが、今、病院では
外来患者さんがすごく減っている。
・感染防止の対策をして、長居をしない、
院内で長時間おしゃべりをしないなど
気をつけて診察を受けることがポイント。

④オンライン診療は普及する?

・今後は利用者が増えると思う。
・利点はあるが、オンラインでは
難しい診察がある。
対面での診察と使い分けることがポイント。

⑤小児科医から伝えたいこと

「コロナも一つの感染症として
極端に捉えすぎず、
病院を過度に怖がらないで下さいね」
「マスクも自粛も
誰かに言われたからではなく
何のために?何故必要があるのか?を
自分で判断して生活に取り入れないと
続かない。そんな力をつけて欲しい」

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小児科医・加部先生のお話が
とてもわかりやすく、
時々ポロッとこぼれる先生の本音に
笑わせて頂きました。

ライブ配信動画は1時間くらいです。
まだご覧になっていない方は
気軽に見てみてくださいね。


*アーカイブ動画はこちら