知っているようで
実は知らないことが多い
ホームレスの人々の現状とは?
ホームレス支援の取材漫画④
ホームレス支援の取材漫画④
===⑤へつづく===
私が東京都民だった頃は
上野公園の一角が
ホームレスの人々の
テント村になっていました。
仙台に移住したのは21年前。
地下道や街中でも
一見して「ホームレス」とわかる人が
たくさんいて
「こんなに寒い東北でも
路上生活している人々がいるんだ!」と
衝撃を受けました。
21年前のちょうどその頃
支援団体で活動を始めた
「萌友」前代表の芳賀ヒロ子さんから
聞いたところによると
当時の仙台市のホームレス人口は
200〜300人。
(2021年は77人)
冬は寒さで低体温症になり
亡くなる路上生活者が
年間に10人はいらっしゃったそうです。
そんな過酷な環境で生きている
ホームレスの人々。
現代表の芳賀隆太朗さんは
「ホームレスの方々は
『路上生活を余儀なくされている
方々』なんです」と言います。
「余儀なくされている」のは
なぜなのか?
どんな事情があるのか?
今回、お話をお聞きして
初めて理解できた気がしました。
そして個人の問題ではなく
社会全体の問題であることも。
皆さんはどう感じられましたか?
次回「ホームレス支援の取材漫画」
最終回の⑤話目では
- コロナの影響で
ホームレスになる人は増えた? - なぜホームレス支援をする
必要があるの? - 私たちにできる支援は?
・・・について
漫画でお伝えします。
最後に、
今回取材にご協力頂いた
仙台市で活動する「萌友」さんの
公式HPをご紹介しておきます。
(現在鋭意準備中とのこと。
公開をお待ちください)
「おにぎりと豚汁とアパート」という
一文だけで彼らの活動がどんなものか
わかるキャッチに惚れ惚れします。
写真も味わい深いですね。