「きみどりBookCafe」に『海辺の図書館物語』1話を公開しました。

公式HP「きみどりBookCafe」
新作WEB漫画、
『海辺の図書館物語』1話を公開しました。


先日、ブログにも書いたのですが、
この漫画の主人公は「図書館」です。
おそらく図書館が主人公の漫画は
日本で・・・いや、世界で
初めてなのではないでしょうか?(笑)


海辺にポツンとたっている、小さな図書館が
あの震災の日から
見てきたことや
海辺の図書館に集まる人々から
聞いてきたことを
ほのぼのタッチで語る漫画にしたいと
思っています。


今回の1話は
「海辺の図書館」が出来るまでのお話。
なぜ、人が住めなくなった町に
人々は集まろうとするのか?というお話も
これからの連載で
じっくりと描いていく予定です。
そしてあれから9年が経過した、今だからこそ
語れることって、多いな・・・と感じているので
そういうことも
整理しながら描いていけたら、と。


東日本大震災という
重いテーマですが
今まで私が描いてきた震災をテーマにした
作品を読んで下さった方からは
「そんなに重い感じを受けずに読めた」
・・・というご感想を多く頂いてきました。
ニュースやドキュメンタリーと
漫画が違うところは
そういうところなのかな?と思います。


災害が頻発している日本で
これから私たちが
どう災害に備えていくのか?
どんな生活環境を作るのか?
この社会でどう生きていくのか?は
過去の経験を知ることで
培っていくものだと私は考えています。


そして「災害」という視点だけではなく、
人が、人間らしく
豊かに暮すということは
どういうことなのか?・・という
ちょっと大きなテーマも
かつて豊かな生活があった、
仙台市の沿岸部「荒浜」の暮しを通して
皆さんと一緒に考えを深めることができたら・・・と
願っています。


第1話公開で
ちょっと肩に力が入っていて
語りすぎてしまいました(笑)
ともあれ、
まずは気軽〜に読んでみてもらえると嬉しいです。


よろしくお願いします!


シェアする

フォローする

更新通知を受け取る