子どもの頃の戦争のこと−①/「五つ星シニアを探せ」WEB版

14歳の女の子が
仙台空襲で体験したこと

私は関西生まれ、広島育ちで
中高生時代を過ごした広島では
被爆者の存在が珍しくありませんでした。
だから夏休みに課せらえる、
「被爆者のヒアリング」も
さほど苦労せず、
毎年こなしていたことを覚えています。
それほど身近に
被爆した方々がいらしたということです。


あの頃、お話してくれたのは
若い方で40代でしたが
現在、戦争体験を語れる方は
ほとんどが80代半ば以上。


戦争の記憶を受け継ぐ大切さを
中高生の頃より深く、重く感じ
「五つ星シニアを探せ!」の連載の中で
お話を聞かせ下さる方を探し
漫画で描いてみることにしました。
(この漫画は3話でお届けします)


今回は90代、80代の2人のシニアに
仙台空襲や特攻艇について
子ども時代にご自身が見たこと、
体験したことをお聞きして描きました。


そして平和を願い、
辛い体験を語ってくれた被爆者から
私自身が渡されたバトンを
次世代に渡したいという思いもありますが
それは今後、改めて何かの形で
描いて伝えていきたいと思います。


子どもたちにも
「戦争はこんな感じだったんだよ」と
伝えるツールになれば・・・と
願っています。