毎日奮闘しているパパママ、子ども達へ、まず伝えたいこと。

育児中の方へまず伝えたいこと。
(↑ブログ読者さん用の限定公開動画です)



昨日、教育評論家が
外出自粛生活を送っているパパママへ
アドバイスをしている動画を偶然見て、
そして育児と在宅ワークで疲弊している
知人の悲痛な言葉に触れて
今、奮闘中のパパママ、子ども達へ
私自身がなんとか伝えたいと思ったことを
書かせてもらいます。


教育や育児の専門家、
そしてあなたのご両親や
近所のおじちゃんおばちゃんが
心配してアドバイスしたがる気持ちは
よーくわかります。
私も娘には
(まだ孫はいないけれど)
社会人として困難な状態になったときは
ついついアドバイスしてしまいがちです。


だけど
そんなことはさておき
私はまず言いたいです。


まるで映画みたいな
この未曾有のパンデミックで
非現実生活を余儀なくされている中、
今、育児中のパパママは
そして子ども達は
毎日毎日、本当によくやっています。
すごい!と思います。
すばらしいです!


いろんな家庭があって
家庭ごとに
さまざまな困難を抱えていることでしょう。
在宅ワークになって
自分の仕事をこなすだけでも精一杯なのに
子どもの三度のご飯を作らなければならない。
学校からは宿題・課題を出される。
イライラする子どもの心も心配だし
自分のストレスとも
十分に向き合う余裕がない。
それでも待ったなしでやっていくしかない。


そんなパパママが多いのではないでしょうか。
そして、そんな両親を
何も言わなくても心の中で密かに
心配している子ども達は
多いのではないでしょうか。


降って湧いたパンデミックだから
誰も充分な対策なんて備えているわけがなく
きっと外野からみたら
「あ〜こんなことやっちゃダメだよ」とか
「ここをこうすればいいのに」という
改善するべき点はたくさんあるのでしょう。
だけどそれはこれから少しずつ
みんなで学び合いながら改善していけばいい。
子どもの勉強の遅れなんて
後から取り戻せばいい。
アドバイスや苦言はそこからでいいと思うのです。


そして今、私たち育児OBは
物理的に手伝えないことが
ジレンマになっています。
困っているパパママがいれば、
駆けつけて子どものお世話をしてあげたいし
オムツを替えてあげたり
「子ども達のお世話をしてるから
外で気分転換していらっしゃい」と言いたい。
でもそう言えないのが何ともつらいです。


東日本大震災のとき、
物資が届かない孤立した地域から
「“頑張って”や“応援しています”の
言葉だけじゃお腹は膨れない」という声が
上がりました。
まさに今、そんな状態なのだと思います。
私たちのエールだけじゃ
何の助けにもならないですよね・・・。


それでも私は
自分の周りの
育児中の友人知人に
「あなたはすごい!」
「よくやっているよ!」という言葉を
送り続けようと思っています。


今後何度も訪れるであろう
コロナ蔓延のために
今のような付け焼き刃的な対策ではなく
きちんと対応できる社会システムを
構築しないと誰もが疲弊してしまうでしょう。
それと同時に、まずは
「あなたは頑張っていてすごいね」と
言える文化を
今からすぐにでも
作り上げていかなければ・・・と思うのです。




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