2週間前のことですが
取材でお世話になっている、
「海辺の図書館」専属カメラマン
豊さんの83歳の誕生日を祝って
ケーキを作りました。
その名も
「歳の数だけロウソクケーキ」(笑)
・・・のはずでしたが
ケーキ表面の面積と時間の都合上、
68本しか立てることができませんでした。
それでも豊さんは
「オレ、精神年齢は
68歳だからちょうどいいね!」と
喜んで受け取ってくれました。
ケーキ本体は
2層式のチーズケーキ。
デコレーションは得意ではないので
エディブルフラワーと
ココナッツロングで荒隠しを。
6月生まれさんだから
爽やかなイメージにしてみました。
エディブルフラワー(食用花)は
農薬不使用で、毒性がないお花。
きれいなだけではなく
ビタミンも豊富に含んでいるそうです。
最近は様々な
エディブルフラワーが出ていて
購入しやすくなりましたよね。
今回のお花は
なんと近所のcoopで購入しました。
お花を飾るだけで素敵になるので
ケーキのデコレーションが苦手な方に
おススメです。
「海辺の図書館」で
火をつけてもらっているところ。
3人がかりで着火してくれました(笑)
当日は40代の関係者の誕生日も
合同でお祝い。
40代と80代・・・・
貫禄の差が出ています(笑)
「二人の誕生日を祝うよ」と告知すると
多くの人が集まるため、
この「祝う会」は
サプライズで行われました。
「海辺の図書館」2号館の
ドアや窓を開放して
海風が心地よく通り抜ける館内にて
願いを込めてロウソクの火を・・・
フーーーーー。
歳の数だけロウソクケーキの
煙がすごいことに(笑)
都市部の建物の中では
絶対にできないですね・・・。
朦々とした煙は
海風がすぐに晴らしてくれました。
しかし・・・・
ここで私たちは
重大な失敗をしていたことに
気がつきました。
「フーしちゃった・・・」
コロナ感染症対策のための
新生活様式の中では
誰しも、うっかりしてしまうことが
あると思いますが
これもその一つでした。
誕生ケーキのロウソクを吹き消す代わりに
何をすれば良かったんだろう・・・?
火をつけないで
ロウソクだけ立てる?
団扇でロウソクの火を消す?
そんな反省もありながら
83歳になった豊さんは
とても嬉しそうでした。
この「祝う会」は
緊急事態宣言以降、
「海辺の図書館」に来館する人が途絶え
寂しそうにしていた豊さんを
元気づけたいという
「海辺の図書館」館長・ショージさんの
思いが秘められていたのです。
ロウソク吹き消し儀式の代案を
事前に考え付かなかったことは
失敗でしたが
豊さんに喜んでもらって
元気そうな、満面の笑顔を
見ることができてよかったです。
ロウソクを抜いて
穴ぼこだらけになったケーキに
余ったエディブルフラワーで
再度の荒隠しをして
立ち会った関係者で食べました。
(おかわりしていた人もいて
嬉しいことに好評でした!)
来年の豊さん84歳の誕生日には
「フー」は解禁になっているのでしょうか?
人間らしい触れ合いができる日々を待ちつつ
この1年も豊さんが
「海辺の図書館」のアイドルとして
元気に過ごせますように。。。