イラストがスペイン語・ラオス語・アラビア語に翻訳されました

これまで中国語(台湾)、
タイ語に翻訳された
「災害時に子どものメンタルを守るために
気をつけたいこと」の解説イラスト。
(4月23日のブログで発信)
新たにスペイン語
ラオ語
アラビア語に翻訳されました。


今回、翻訳してくれたのは
JICAの方々。
スペイン語はパナマで
ラオ語はラオスで
アラビア語はエジプトで公開されるそうです。


日本語のイラストはこんな感じです。
見比べると言語によって
かなり印象が違いますね

そしてこのイラストは今後
他の言語にも翻訳されて
10カ国ちょっとの国のJICA事務所さんから
発信されるそうです。
個人的に小さく発信するつもりだったのですが
こうして使って頂いて
書き手として純粋に嬉しいです。


なぜ様々な国で
このイラストが使われるのか?というと
子どもの心のケアは
どの国でも見過ごされがちとのこと。
日本であっても
災害が起こるとどうしても
子どもの衣食住を守ることを優先し
心のケアまでは行き届きません。
たとえば避難所では
子どもがまず求められるのは
「大人に迷惑をかけず
静かにしていること」になりがちです。


詳しくは4月23日のブログに書きましたが、
子どもの心のケアをすることは
ケアをしている大人の心も
ケアすることに繋がります。
育児中、育児OBの方は
泣いている子どもを抱っこしていると
最初は「早く泣き止んでよー」と
イライラしていても
子どもが徐々に泣き止んできた時
抱っこしている自分の気持ちも
不思議とほぐれてきたという
経験はありませんか?


我が家の娘1号は
まあ、よく泣く子だったので
この癒し効果はよく感じさせてもらいました(笑)
「子どもを抱っこしながら
自分自身も抱っこしてあげていたんだ」
私がそう実感し始めたのは
娘が4〜5歳になった頃でした。
人間は他者に優しくすることで
幸福ホルモンが分泌されることが分かっていて
その効果によって
自分を癒していたと考えられます。
そんなすごいこと(笑)が人間にはできるんですね。


そして
イラストにも書きましたが
心の問題はその時に出るのではなく
遅れて出てくる傾向があります。
それは大人も子どもも同じです。


「緊急事態宣言が解除になって
社会復帰しなければならないのに
最近気力が出ない」という方は
それは精神力の弱さとか
根性が足りないということではなく
人間の性質なので
決して無理をしないでもらいたいです。
(これも過去に自分が経験したからこそ
言えることなのですが・・・)


非常時のストレスは
自分が思っているより大きく
放置していると
心の中に深く根をはってしまいます。
私自身もそうですが、
大人も子どもも
意識的にストレスケアをしつつ
「コロナがいる毎日」を
過ごしていけたら・・・と
願っています。



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